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木造宝冠釈迦如来坐像(もくぞうほうかんしゃかにょらいざぞう)


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印刷ページ表示 2013年12月4日更新

木造宝冠釈迦如来坐像

分類町指定重要文化財
種別彫刻
員数1躯
指定年月日昭和55年2月26日
所在地字舘ノ内
所有者定林寺

この像は、昭和27年頃、偶然須弥壇下から発見された像です。像高43センチメートル。寄木造で、丁寧に内ぐりが施されています。目には玉眼がはめ込まれています。
人間くさい写実的な目鼻立ちをし、沈着冷静な雰囲気を出しています。宝髻(ほうけい)は失われています。衲衣(法衣)は、形式化しながらも深く複雑に仕上げられていて、一部に彩色された紋様が残っています。衣文の形式から、室町時代の作と思われます。宝冠は後に補われたものです。

定林寺は、栗村館(佐原一族で金上氏と近い栗村氏の館跡)跡に建ち、高寺隆盛の折の三十六坊の一つ定林坊と伝えられています。

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