ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > 観光情報 > 観光・歴史・文化 > 文化財 > 木造二十八部衆立像(もくぞうにじゅうはちぶしゅうりゅうぞう)風神・雷神(ふうじん・らいじん)共
現在地 トップページ > 分類でさがす > くらし・環境 > 生涯学習・スポーツ > 文化 > 木造二十八部衆立像(もくぞうにじゅうはちぶしゅうりゅうぞう)風神・雷神(ふうじん・らいじん)共

木造二十八部衆立像(もくぞうにじゅうはちぶしゅうりゅうぞう)風神・雷神(ふうじん・らいじん)共


本文

印刷ページ表示 2013年12月4日更新

木造二十八部衆立像 風神

分類県指定重要文化財
種別彫刻
員数30躯
指定年月日昭和58年3月25日
所在地大字塔寺字松原
所有者恵隆寺

二十八部衆は千手観音に従い、真言のお経を唱え教えを信ずるものを病気・災害から護ってくれるといわれています。恵隆寺の二十八部衆は、観音堂本尊(千手観音)の左右壇に、それぞれ14体ずつ(そこに雷神・風神が加わる)5列に並んでいます。

像高157センチメートルから175センチメートルで、ケヤキやホウノキによる一木造です。像の製作は室町時代以降と 思われますが、像の彩色は、慶長の大地震(1611年)後の修理の際に塗り替えられたものです。また、像の姿・形は儀軌(造像する際のきまり)によらず、地方色にあふれています。肥満ぎみの容姿が多い中で、藤原様式の古様をしめす3体の像もあり、今後詳しい調査が待たれます。

代表的な例として京都・蓮華王院 (三十三間堂)の諸像がありますが、より時代が下がるとはいえ、これだけ大きな像が完全にそろっているのは壮観で大変珍しく、注目されています。

一覧へ戻る