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木造十二神将立像(もくぞうじゅうにしんしょうりゅうぞう)

印刷用ページを表示する掲載日:2013年12月4日更新

木造十二神将立像の写真1 木造十二神将立像の写真2

分類町指定重要文化財
種別彫刻
員数5躯
指定年月日昭和49年9月20日
所在地大字大上字村北
所有者・管理団体浄泉寺(上宇内薬師堂)

十二神将は薬師如来に従い、薬師教を唱え、教えを信ずるものを護るといわれています。
上宇内薬師堂の十二神将像は、像高152.3~162.5センチメートル。現在、波夷羅(はいら)大将・阿仁羅(あにら)大将・安底羅(あんてら)大将・伐折羅(ばさら)大将・珊底羅(さんてら)大将の5体が残っています。

珊底羅大将以外の4体は、頭体より邪鬼を含めてケヤキの一材から彫出しています。4体とも量感に富み、彫り方や像の表現にも力強さが感じられ、本尊の薬師如来(平安時代前期)に近い時代に造立されたものと思われます。一方、珊底羅大将は、他の4体に比べてやや作が劣り、また構造上も邪鬼を本体と別材とする違いがあるため、後世、既像にならって補作されたものと思われます。
いずれにしても、一木造で内ぐりを施さず、また、邪鬼の表現には湯川村勝常寺の四天王像(平安時代前期)に通じるところがあるため、今後の詳細な調査が待たれます。

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