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日光菩薩立像(にっこうぼさつりゅうぞう)他

印刷用ページを表示する掲載日:2013年12月4日更新

木造日光菩薩立像 木造月光菩薩立像

分類県指定重要文化財
種別彫刻
員数
2躯
指定年月日昭和58年3月25日
所在地大字大上字村北
所有者・管理団体浄泉寺(上宇内薬師堂)

日光・月光菩薩

像高は、日光173.4センチメートル、月光172センチメートル。寄木造、材質はホウノキで、肉身部にのみ漆箔を施しています。毛筋まで丁寧に彫ってあり、顔はやや面長、腰裳の折り返しは複雑にまとめられ、室町時代の作風を残しています。左右の両手に持つ長い棒先に日輪・月輪をつけ、日光菩薩・月光菩薩を区分しています。日光像の修理の際、頭部内に墨書が見つかり、中興の祖道安が依頼主となってこの像を造立したことがわかりました。薬師如来像の修理などの調合寺再建事業(元禄年間)を行った際に月光菩薩像とともに造られたと思われます。

虚空蔵菩薩

像高147センチメートル。なで肩で、顔は卵形、腹帯をのぞかせています。腹帯を持つ仏像は、一般的には南北朝以降の作に多いのですが、像容から室町時代に造られたものと思われます。また、左手に宝珠、右手に宝剣(現在消失)を持っていたと思われます。

聖観音菩薩

像高184センチメートル。彫眼。肉身部は漆箔を施しています。宝髻(ほうけい)は大きく、伏せ目で頬が豊かであり、平安時代の作風を残しています。また、いく分、像容のバランスが崩れているところから地方作であると思われます。

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