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絹本著色浄土曼荼羅、紙本著色浄土高祖絵系図(けんぽんちゃくしょくじょうどまんだら、しほんちゃくしょくじょうどこうそえけいず)


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印刷ページ表示 2013年12月4日更新

絹本著色浄土曼荼羅 紙本著色浄土高祖絵系図

分類町指定重要文化財
種別絵画
員数2幅
指定年月日昭和58年3月15日
所在地大字新舘字ク子間
所有者無量寺

浄土曼茶羅

無量寺の曼茶羅は浄土三曼茶羅の一つ「当麻曼茶羅」で、内陣外陣に分かれて描かれています。内陣には阿弥陀仏を中心とする極楽浄土のすがたを描き、外陣には、仏教の教えにそって修行する方法や極楽往生する九種類のありさま(九品往生)などを描いています。
近年の修理で、上部や左右を切断してしまったため浄土曼茶羅の全体像を見ることはできなくなってしまいましたが、会津に現存する中世の浄土曼茶羅としては数少ない作品です。

浄土高祖絵系図

この絵系図は、天竺・唐・日本における浄土教の祖師や聖徳太子らを描いたもので、浄土曼茶羅と同時代のものと思われます。

無量寺は高寺三十六坊の一つ無量坊との言い伝えがありますが、「新編会津風土記」に、無量寺は応永20年(1413年)、郭誉という僧の開基との記述があります。「当麻曼茶羅」は「観無量寿経」の所説に基づき、浄土へ往生するためのさまざまな修行の手段を描いているもので、奈良・当麻寺に伝来したためこの名がついたものです。浄土三曼茶羅には、他に「智光曼茶羅」「清海曼茶羅」があります。

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