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絹本著色十六善神像(けんぽんちゃくしょくじゅうろくぜんしんぞう)

印刷用ページを表示する掲載日:2013年12月4日更新

絹本著色十六善神像の写真1 絹本著色十六善神像の写真2

分類県指定重要文化財
種別絵画
員数1幅
指定年月日昭和41年4月19日
所在地大字青木青木
所有者正徳寺

本図は、釈迦如来、普賢菩薩、文殊菩薩の三尊を上部に描き、十八の善神がそれに続いて描かれています。その描写は、各善神の個性、服装、持物まで細部に行き届き、特に天蓋、三尊及び台座等の描写が精巧で、宋画の影響を濃厚に受けているのが注目されます。作品が優秀であると 同時に、一般に信仰されている大般若本尊の典型的遺品です。

製作年代は室町時代と思われますが、これは、当地青木村で出生し、当寺で剃髪した京都・知恩寺30世住職岌州(ぎゅうしゅう)が、永禄(1558~70年)の頃にお国入りした時、香炉や他の絵画とともに京都から招来したものと伝えられています。

岌州は、時の関白近衛前久の信を受け、上杉謙信の上洛や謙信との盟約にも関係していたといわれ、戦国の世の動向に深くかかわっていました。会津の領主蘆名盛氏が朝廷から位階(官位)を賜ったのも岌州の口添えだといわれています。

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