ページの先頭です。 ▼メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 分類でさがす > 観光情報 > 観光・歴史・文化 > 文化財 > > 木造金剛力士立像(もくぞうこんごうりきしりゅうぞう)
トップページ > 分類でさがす > くらし・手続き > 生涯学習・スポーツ > 文化 > > 木造金剛力士立像(もくぞうこんごうりきしりゅうぞう)

▼ページ本文はここから

木造金剛力士立像(もくぞうこんごうりきしりゅうぞう)

印刷用ページを表示する掲載日:2013年12月4日更新

木造金剛力士立像の写真1 木造金剛力士立像の写真2

分類町指定重要文化財
種別彫刻
員数2躯
指定年月日平成7年12月22日
所在地大字塔寺字松原
所有者恵隆寺

恵隆寺の金剛力士像は、阿形像(あぎょうぞう)、吽形像(うんぎょうぞう)ともケヤキ材の一木造で内ぐりはありません。像高は阿形像261センチメートル、吽形像261.2センチメートル。両像とも筋肉の盛り上がりや両腕、両足の構えには力感がこもり、力強い造形がうかがえます。ただし、下半身の裳(も)の折り返しなどの表現は厚く重々しいものがあります。表現、技法に多少の相違はあるものの、両像とも鎌倉時代末から南北朝時代にかけての作と思われます。山門に長い間安置されてきたにもかかわらず、比較的保存状態は良好です。

「塔寺八幡宮長帳」に、永正18年(1521年)2月に仁王の腹が裂け、6月に完治したとの記述があって、修理が行なわれたことがわかります。また、杉・薬王寺の仁王と村境で大げんかをしたとの言い伝えがあります。

一覧へ戻る