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木造阿弥陀如来立像(もくぞうあみだにょらいりゅうぞう)

印刷用ページを表示する掲載日:2013年12月4日更新

木造阿弥陀如来立像の写真1 木造阿弥陀如来立像の写真2

分類町指定重要文化財
種別彫刻
員数1躯
指定年月日平成5年5月20日
所在地大字青津字本丁
所有者浄泉寺

この像は像高79.3センチメートル。割矧造(わりはぎづくり)で、裳裾部を割りはいでおり(中に空間ができている)、かつては像内に納入品が納められていたと思われます。肉髻(にっけい)が低く、髪の生え際がゆるく曲線を描いていることなど、宋風の影響が見られます。また、玉眼をはめ込んだ目はややつり上がり、厳しい表情をしており、衣文も自然な流れで彫り出され、写実的な点など13世紀後半頃の作と思われます。

平成4年の修理の際に、頭部や体幹内に「なもあミたふつ」や「往生極楽」、経典の一節と思われる文章などの多くの墨書が見つかりました。このことから、この像は極楽往生を願って造立されたものであることがわかります。また、造立期日と思われるものも記されていますが、残念ながら年号は判読できませんでした。

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