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木造勢至菩薩立像(もくぞうせいしぼさつりゅうぞう)

印刷用ページを表示する掲載日:2013年12月4日更新

木造勢至菩薩立像の写真1 木造勢至菩薩立像の写真2

分類町指定重要文化財
種別彫刻
員数1躯
指定年月日昭和51年1月17日
所在地大字沼越字村東
所有者恩乗寺

この像は、像高85センチメートル、寄木造で彫眼。顔は面長で、目鼻や衣文の彫りは浅く、ほっそりした細身の体をしています。裳(も)のひだには宋風の様式がみられ、鎌倉時代の作と思われます。

この像は、両手が後世の補作なので当初の姿はわかりませんが、少し腰をひねった姿や、勢至菩薩が単独で造られる例がほとんど無いことから、かつては観音菩薩とともに阿弥陀如来像の脇に立つ仏像として造られたものが、何かの理由により分散し、独尊像として信仰を集めるに至ったと考えられています。
古い言い伝えから大永年間(1521~1527年)には像が安置され、信仰を集めていたことがわかります。また、高寺が繁栄してたときの三十六坊の一つである勢至坊の本尊だったという話も伝わっています。

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