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イトヨ


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印刷ページ表示 2013年12月4日更新

イトヨ

分類町指定天然記念物
指定年月日昭和47年9月8日
所在地大字青木
保護団体青木区

イトヨは、全長45~60ミリメートル。産卵期になるとオスは目が青く光り、背面は青色が増し、のどから腹部にかけて鮮紅色となります。水草などの繊維を分泌物で固めて巣をつくったり、稚魚に危険がある場合には口に吸い込んで巣につれもどす行為をします。
イトヨは、トゲウオ目トゲウオ科イトヨ属の魚で、わき水の出るきれいな沼や小川等の水の冷たく、水温変化の少ないところにすみます。背びれの前にトゲが3本、腹びれの後ろに1対のトゲ、尻びれの前に1本の短いトゲがあるため、方言でトゲチョとも呼ばれます。近年は開発による河川の改修や生活雑排水の流入により、その生息地は年々減少しています。

青木区にある生息地では、平成11~12年度 農村総合整備モデル事業により水路等の改修工事が行なわれましたが、生物のすみやすい環境に配慮し施工しました。

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