本文
第一編 町史
第一章 概要
第二章 地質的に見た地域のなりたち
第三章 原始文化の華ひらく
第四章 古代の会津と坂下
第五章 中世の坂下
第六章 会津藩の成立と坂下
第七章 江戸時代の文化と教育
第二編 集落
第一章 村の成り立ちと仕組み
第二章 村々の成り立ちと変遷
第三編 資料
異本塔寺長長
牛澤組郷村萬書改長
歴史年表
第三巻の歴史編については古代・中世・近世と各執筆者と項目を定めて分担いたしました 。
古代史は、会津坂下町遺跡地出土品については、中村五郎氏及び古川利意氏に依頼 、古墳については生江芳 徳氏に依頼、宗教関係は藤田正盛氏にそれぞれ依頼いたしました。
中世・近世の執筆者には、それぞれ多年の研究を積まれている生江三江・山内一三・稲村大氏・成田直氏その他に依頼して執筆を分担担当いたしました。
中世の史料は、伝承と断片的覚え書き程度のもので、他から研究史料を入手いたしました。金上盛備については津川町の歴史者赤城源三郎の御好意による史料提供をうけ、高寺山仏教と岌州上人については、故山ノ内為之輔氏の晩年の御研究による石塔山恵隆寺雑考及び岌州法師雑考このほか恵隆寺々伝等を参考といたしました。
近世史料については、旧坂下町は度重なる火災に罹り、信頼する資料は少ない。田代重雄氏の研究による町割永宝記天保検地帳と同氏著書会津坂下町史を参考にいたし、更に会津高田町天野氏所蔵の田中文書桜農栞には坂下市場関係の史料が豊富に記載されており、これを引用さして戴きました。
定価 2,000円
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