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いじめは「いつでも・どこでも・だれにでも」起こりうるものであり、だれでも加害者や被害者になることがある。学校では未然防止と早期発見・早期解決、そして解決後の見守り等に努めている。
子どもたちは、友達と様々な活動をし、成功体験を味わうことにより、自己肯定感が高まり、成長していく。しかし、友達のちょっとした言動が心を傷つけたり、教職員の不適切な言動が児童生徒の不信感に繋がったりすることがある。
会津坂下町では2014年(平成26年)に、中学校でのいじめ重大事態が発生している。生徒への配慮を欠いた状態で禁足処置を行ったことは、学校教育上の措置として不相応なものであったと認め、禁足措置をとったこと及び同措置によりいじめが誘発され、生徒が中学校に通うことができなくなったことを深く謝罪する。
一方的に教師が決めた「禁足」は全ての生徒への人権侵害にあたり、生徒指導上許されないことである。教職員が子どもの人権や権利を守り、連帯責任を伴う懲戒や禁足等は絶対しないことを肝に銘じるとともに、真に子どもたちに寄り添う教育の実現を目指し、再発防止のための具体的な行動目標を示すものである。
令和6年9月11日
会津坂下町教育委員会
具体的行動目標全文 [PDFファイル/214KB]
令和7年3月に一部改正しました。
会津坂下町いじめ防止基本方針 [PDFファイル/355KB]
坂下南小学校いじめ防止基本方針 [PDFファイル/313KB]