本文
日本では毎年600万トンの食べ物が、食べれるのにもかかわらず捨てられていると推計されます。
これは、世界食糧基金による世界全体の食料援助量の約2倍に相当します。
家庭から発生する量は、このおよそ半分の280万トンで、4人家族の1世帯は毎年約6万円相当の
食品を捨てていると見積もられています。
私たちは、日常生活でどのようなことに気をつければいいでしょうか?
…実は、そんなに難しいことではありません。買いすぎをなくすために、買い物に行く前に冷蔵庫
の中を確認する、食べれる分の料理を作ると言った、日常生活のちょっとした配慮で食品ロスは
削減できます。
食品ロスの原因 | 日常生活でできる工夫 | |
---|---|---|
直接廃棄 | 買いすぎ | 買い物に出かける前に冷蔵庫の中などの在庫を確認しましょう。 また、「安いから」という理由で安易に買いすぎる前に、食べきれるか確認しましょう。 |
長持ちしない保存方法 | 長期間保存する場合には、インターネットなどで適切な保存方法を検索してみましょう。 食材が長持ちするだけでなく、美味しさの維持にもつながります。 | |
食材を調理しきれない | インターネットなどでレシピを検索してみましょう。 | |
もらった食べ物が好みでない | おすそ分けを検討してみましょう。 また、自分が贈る場合には相手の好みの物を選びましょう。 | |
食べ残し | 作りすぎ | 食べれる分だけ作るようにしましょう。 また、食べ切れなかったものは冷凍するなど、悪くなりにくいような保存方法を工夫してみましょう。 |
放置して忘れていた | 冷蔵庫の中などの配置方法を工夫してみましょう。 | |
好き嫌い | 嫌いなものでも残さず食べきる習慣をつけましょう。 | |
料理の失敗 | 次は失敗しないように!! | |
過剰除去 | 調理技術の不足 | がんばって上達してください。 |
過度な反応 | 賞味期限が切れてもまだ食べれるので捨てないようにしましょう。 |
チャレンジ!!7日間食品ロス日記をやってみませんか?
自分の家庭で食品ロスがどのくらいあるのかチェックしてみましょう!!
7日チャレンジ食品ロスダイアリー [PDFファイル/11.46MB]
飲食店などの、家庭以外から出る食品ロスを減らすため、「3010運動」の推進も行っております。
開始 ”30” 分、終了前 ”10” 分は「食べきりタイム!!」にして、残さないようにしましょう!!
○ 『食べ残しゼロ0』チラシ(県一般廃棄物課) [PDFファイル/496KB]
また、県では「食べ残しゼロ協力店・事業所」を募集しておりますので、ぜひ登録をお願いします。
○ 『食べ残しゼロ協力店・事業所』の募集ページ(県一般廃棄物課)<外部リンク>
○ 『食べ残しゼロ協力店・事業所』認定店の取り組み紹介ページ(県一般廃棄物課)<外部リンク>