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女性は思春期、成熟期、更年期、老年期とホルモン状態によって、また結婚や育児などのライフステージによって男性とは異なった心身の変化をしています。
女性ホルモンは思春期から更年期まで卵巣から分泌されるホルモンですが、男性のように一定に分泌されるのではなく、月経から排卵~月経という1か月単位で繰り返され、大きな変動があります。
月経痛や月経前症候群(Pms)などの性ホルモンの動きによって誘発されやすい疾患が増え、妊娠・出産以外の健康問題も増えています。
女性の健康に関すること、妊娠・出産、女性の検診とワクチン、女性の病気セルフチェック、女性のがん、漢方についてなどの情報がわかりやすく掲載されています。
女性の健康推進室「ヘルスケアラボ」のサイト<外部リンク>(外部サイトへ移動します)
プレ(pre)は、「~の前の」、コンセプション(concepution)は、「妊娠」という意味で、プレコンセプションケアは、「妊娠前の健康管理」のことです。
将来は子どもを持ちたいが、まだ先のことと考える人が多いと思いますが、将来のためにも自分自身の健康に興味をもち、未来の自分や家族のためにできることを考えてみましょう。
プレコンセプションケアのために~健康できるための生活習慣をチェックしてみましょう~
□ 適正体重をキープする
□ たばこは吸わない
□ お酒は自分にあった適切な量を
□ 禁煙する・受動喫煙はさける
□ バランスのよい食事をする
□ 適度な運動をする
□ 十分な睡眠をとりストレスをためない
□ 感染症(性感染症)について知る
性別問わず、思春期の健康相談、生涯を通じた女性の健康保持増進、不妊症や不育症、若年妊娠等、妊娠・出産をとりまく様々な悩み相談を受け付けています。(実施主体:福島県)
【相談方法】
電話:070-4209-0972 月~土曜/正午~午後7時
メール:fukmid.kenkou@gmail.com
ライン: 二次元コードは下記に掲載されています
相談センターについて詳しくはこちらをご覧ください。
ふくしま性と健康の相談センター - 福島県ホームページ<外部リンク>(外部ページに移動します)
<乳がん検診について>
乳がんは、日本人の女性の9人に1人がかかるといわれており、早期発見により90%以上の方は治るといわれています。
町では、40歳以上の女性の方(偶数年齢)を対象に、乳がん検診(マンモグラフィー検査)を実施しています。
対象の方は定期的に検診を受けましょう。
自覚症状のある方は、検診を待たずに医療機関を受診しましょう。
〇町の乳がん検診の詳細はこちらから確認することができます。
乳がんを早期に発見するためには、日頃から乳房の状態を意識する生活習慣が大切です。これを、「ブレスト・アウェアネス」といいます。月に1回は乳房チェックをしましょう。
<ブレスト・アウェアネスの4つのポイント>
乳房チェックの方法はこちらから
(参考)乳がん検診の適切な情報提供に関する研究(厚生労働省研究班)<外部リンク>(外部サイトへ移動します)
骨粗しょう症とは、骨の代謝のバランスが崩れもろくなった状態のことです。一般に高齢女性の発症リスクが高くなっていますが、閉経後、骨芽細胞を活性にする女性ホルモンの「エストロゲン」が激減するためです。若い女性であっても、栄養不足、月経不順、運動不足などによって骨密度が低下して骨粗しょう症を発症したり骨折してしまう可能性もあります。
【予防のためのポイント】
(1)バランスのよい食事
カルシウムの摂取とともにカルシウムの取込みを助けるビタミンDやビタミンKなど様々な栄養素も大切です。
(2)適度な運動
骨に一定の負荷をかけることで骨形成にかかわるカルシウムの利用効率があがります。自分にあった適度な運動をすることが大切です。
詳しくは、こちらをご覧ください。【eヘルスネット】<外部リンク>
〇町の骨粗しょう症検診はこちらから確認することができます。骨粗しょう症検診