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地価が下がっているのに土地の税額が上がるのは?


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印刷ページ表示 2013年12月4日更新

Q.地下の下落によって土地の評価額は下がっているのに、税額が上がるのはおかしいのではないでしょうか?

A.地域や土地によって評価額に対する税負担に格差がある(同じ評価額の土地でも実際の税額が異なる)のは、税負担の公平の観点から問題があることから、平成9年度以降、負担水準(評価額に対する課税標準額の割合)の均衡化を重視することを基本的な考えとした調整措置が講じられてきましたが、平成12年度以降もこれを一層促進する措置が講じられています。
具体的には、負担水準が高い土地は税負担を引き下げたり、据え置いたりする一方、負担水準が低い土地はなだらかに税負担を引き上げていくしくみとなっています。したがって、税額が上がっているのは、地価が上昇している場合を除けば、負担水準が低い土地に限られています。このように現在は税負担の公平を図るために、そのばらつきを是正している過程にあることから、税負担の動きと地価動向とが一致しない場合、つまり地価が下落しても税額が上がるという場合も生じているところです。