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五浪美術記念館概要

印刷用ページを表示する掲載日:2016年4月1日更新

当館は、会津坂下町名誉町民で、日本画家の小林五浪画伯と弟 小林久氏のお二人から絵画と土地建物を町にご寄附いただいたものです。
美術記念館の名称は、画伯に対する尊敬の念と親しみを込めて「会津坂下町五浪美術記念館」とし、平成13年11月に開館致しました。

小林五浪画伯は、会津坂下町金上の農家に生まれ、幼少時代から就農の期待に対して反抗し、絵画の道に没頭。昭和26年に第5回福島県展に日本画「村娘」を初出品し県知事賞を受賞しました。翌年中学校の教師になり、教師と画家の二足の草鞋を履きながら21年間勤めました。一方で、日本芸術院会員で、文化功労者の福王寺法林画伯(日本美術院理事)に師事。日本美術院春の院展32回、院展39回の入選を数え、昭和34年に日本美術院院友、そして、昭和52年には特待の栄を受けます。
小林五浪画伯は、日本画ではアイヌシリーズ・シルクロードシリーズに力を注ぎ、同時に水墨画の世界にも精通し、「奥の細道」「良寛」「一茶」「利休」そして懐かしい田舎の風景等を描いています。

五浪画伯の作品を展示しながら、「後進たちの灯火となる」ため、さらに「文化振興発展に寄与して欲しい」という、画伯の意思を尊重した企画展も予定しております。