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木造薬師三尊及び十二神将立像(もくぞうやくしさんぞんおよびじゅうにしんしょうりゅうぞう)

印刷用ページを表示する掲載日:2013年12月4日更新

木造薬師三尊 十二神将立像

分類県指定重要文化財
種別彫刻
員数15躯
指定年月日昭和51年5月4日
所在地大字片門字片門
所有者・管理団体長龍寺(片門薬師堂)

薬師如来坐像

像高135センチメートル、ケヤキ材の一木造。目は彫眼。頭の螺髪は大きく、顔はやや面長で、瞳・眉・口ひげを墨で描き、唇に朱を入れています。両肩から腹部、両袖、膝に流れる衣文は太くて素朴であり、ある種 たくましさを感じさせますが、写実性に欠けるところがあり、鎌倉時代末期の地方作であることを示しています。高寺繁栄時の八薬師の一つとの伝承があります。

日光・月光菩薩立像

像高146センチメートル及び147センチメートル。ケヤキ材の一木造。彫眼。顔が面長で、人間くささがにじみでています。装飾に古様をみせていますが、上半身と下半身のバランスが崩れていることなど、鎌倉時代末期から室町時代初期の特徴が現れています。近年の再調査で、月光像の背面に延元元年(1339年)の墨書が確認されました。

十二神将立像

像高いずれも65センチメートル前後。小型ながら写実的であり、躍動的。三尊とはやや趣を異にするので、別人の作で、少なくとも南北朝時代を下ることはないと思われます。

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