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新年のごあいさつ

印刷用ページを表示する掲載日:2017年1月1日更新

「新年のごあいさつ」~生涯安心して住み続けられるまちづくり~

齋藤ぶんえい町長の写真

新年明けましておめでとうございます。

 平成29年の新春を迎え、新しい年が町民のみなさま方にとりまして、良い年であることをお祈り申し上げます。

 昨年は、南米初開催となるリオデジャネイロ五輪が開催され、日本は史上最多の41個のメダルを獲得し、2020年東京五輪に向けて、期待を膨らませる成果をあげました。東京五輪では、野球・ソフトボール競技の一部が福島県内で開催されることが検討されており、実現すれば、東日本大震災で被災した地域の復興支援や、将来が期待される子どもたちへのスポーツ振興の面からも非常に有意義なことであると考えます。

 11月22日の早朝には、福島県沖を震源とする最大震度5弱、本町においては震度4の地震が発生しました、余震も続き心配されましたが、日頃のより一層の安全安心と危機管理体制の確保の重要性が、あらためて確認されるものでありました。

 昨年の町の取り組みでは、幼児教育の充実と待機児童の解消を目的に、幼保年齢区分けによる幼稚園の3歳児保育を開始し、保育所の0歳児の受け入れ増員を実施いたしました。

 7月には「子育てふれあい交流センター」を旧金上小学校に開所いたしました。親子の交流や、子育てに関する情報提供、相談等を行い、子育てに関して「安心感」「充実感」「子育ての楽しさ」を得られ、子どもたちが家族や地域の愛情に包まれながら、健やかに成長していけるよう支援してまいります。オープン以来、近隣市町村や、遠く県外からもご来場があり、当初の予想を上回る多くのみなさまにご利用いただいております。南小学校プールの改築工事も6月に竣工となり、教育施設に係る環境整備が終了いたしました。

 また、「会津の三十三観音めぐり~巡礼を通して観た往時の会津の文化~」が日本遺産の認定を受け、多くの方々が会津に来られると予想されますので、関係機関と連携し、おもてなしの強化を図ってまいります。

 道の駅あいづ 湯川会津坂下では、年間来場者数100万人、年間売上高5億円を超えるなど好調に推移しており、魅力ある地域振興の拠点となるよう、各種イベントを開催し誘客につなげ、町農産物・物産品等の販売促進を図ってまいります。震災原発事故から6年目を迎えようとしておりますが、いまだ風評被害が払拭されたといえない状況ですが、11月には会津みしらず柿の海外輸出を再開し、タイ及びマレーシアに発送いたしました。今後も、会津みしらず柿の輸出量拡大と、他の品目についても取り組んでまいります。

 11月30日には、船杉地内において、長年にわたる重要要望でありました一般県道赤留塔寺線が開通しました。この県道は、会津美里町の赤留地内を起点、塔寺地内を終点とし会津盆地南西部を南北に貫き、「会津まほろば街道」として地域の生活道路としてばかりでなく、地域産業を支える動脈となっております。沿線には、立木観音や杉の糸桜など、地域資源が数多く存在する幹線道路であり、今後の地域間連携による交流人口の拡大に期待するものであります。また、周辺の杉地区にある境ノ沢古墳群からは直径6センチの銅鏡が出土いたしました。会津地方では4例目、町としては2例目となる発見であり、古墳時代を研究するうえで重要な資料になると考えております。

 スポーツでは「第10回市町村対抗福島県軟式野球大会」及び「第3回市町村対抗福島県ソフトボール大会」においての活躍がありました。特にソフトボール大会では、ベスト8の好成績で来年度のシード権を獲得しました。第28回目の開催となる「市町村対抗福島県縦断駅伝競走大会」では、総合で26位、町の部で8位入賞となり、さらなる活躍を期待するものです。

 新年の主な取り組みについて申し上げます。

 昨年度から本格的な動きとなっております、地方創生総合戦略については、人口減少・少子高齢化対策に効果的に取り組んでいくとともに、現在、会津坂下町に住んでいる方が、住みやすさを実感し、町への愛着や日常の幸せを感じることができるように、各種施策を進めてまいります。人口減少対策のひとつである、移住定住の促進につきましては、ホームページに「空き家バンク」システムを立ち上げ、町内の利活用可能な空き家をひとつの地域資源として捉え、空き家をお持ちで利活用されたい方と、町へ移住を希望する方や町内で住宅を探している方のマッチングをおこない、町内の空き家の有効活用を通して、地域住民と都市住民の交流拡大、移住定住促進による地域の活性化を図っていきます。あわせて、若者移住世帯を対象とした民間住宅賃貸家賃補助や住宅新築購入補助などをおこない、移住定住を希望されるみなさんへの様々な支援に取り組んでまいります。

 子育て支援に関しましては、「子育て支援日本一」を目指して様々な事業に取り組んでおりますが、今後さらに、自然豊かでありながら生活に便利な町…そんな会津坂下町でのびのびと、誰もが安心して子育てができるよう子育てする方に寄り添い、すべての子どもたちが元気に成長していけるよう支援してまいります。

 また、人口減少とともに、高齢化率の上昇、介護認定者及び認知症の増加対策として、在宅医療と介護を一体的に提供するために、医療機関と介護事業所等の連携を推進する「在宅医療・介護連携推進事業」と、認知症の早期における悪化防止のために、その容体に合わせて総合的な支援体制を推進する「認知症総合支援事業」を法施行より一年前倒しして平成29年度より取り組んでまいります。防雪サブセンターにつきましては、会津坂下消防署の改築に伴い、中政所地区に建設整備いたします。広瀬コミュニティセンター(旧広瀬小学校)には、町の埋蔵文化財を保存し、ご覧になれるよう「埋蔵文化財センター」の開所に向けて整備を進めます。さらには、町内の民有林を対象に、間伐等の森林整備と放射性物質対策を一体的に実施し、森林の有する多面的機能の維持増進のため、「ふくしま森林再生事業」に取り組んでまいります。

 以上が、新年実施を予定している事業でありますが、町の財政は、非常に厳しい状況がしばらく続くことが想定されますので、効率的で効果的な事業の推進を念頭に、町民みなさまが生涯安心して住み続けられる町を目指し、それぞれの世代がお互いにつながりをもちながら助け合い協力し、一人ひとりが生き活きと活躍できるような環境を作り上げることで、「生まれてよかった、住んで良かった」と思える会津坂下町を目指します。

 今後とも、町民みなさまの更なるご支援・ご協力をお願い申し上げ、平成29年度が町民みなさまにとりまして最良の年でありますよう心からご祈念し年頭の挨拶といたします。

                                                           平成29年1月